主な症状の例

斎藤病院で治療をしている主な症状のご紹介です。
このような症状でお悩みの方や少しでも気になる症状をお持ちの方は、一度斎藤病院にてご相談ください。地域の皆様に安心して頂けるよう親身になって対応させて頂きます。

統合失調症

精神疾患は「こころ」の病気と呼ばれることもありますが、統合失調症は「脳」の病気であると言われています。
統合失調症の患者さんの中には、自分にしか聞こえない声が聞こえたり、自分では振り払うことのできない思いが浮かんだりすることがあります。
このような体験を精神科では「幻覚」や「妄想」と呼んでいます。その他にも、気力が低下したり、生活のリズムが保てなくなったりする、陰性症状と呼ばれているものがあります。

うつ病

「うつ病」は、心配や過労・ストレスが続いた時、孤独や孤立感が強くなったり、将来の希望が見いだせないと感じたりする、誰にでもかかる可能性がある病気ですが、治る病気だと認識する必要があります。几帳面で真面目、責任感の強い人がうつ病になりやすいと言われています。うつ病になるきっかけとしては、様々な生活体験があります。ストレスになりやすい体験と個人の性格や行動様式が相互に関係してうつ病になると言われています。

うつ病のサインはご自身で気付くことができる変化と、周囲の者が気付くことができる変化があり、まずその変化に気付くことが第一歩です。
次の項目をご自身や周囲の方がチェックしてみて、チェックの数が多いようでしたら斎藤病院へご相談ください。うつ病は、治療を受ければ必ず治る病気です。適切な治療を早期に行えば、一般的に6ヶ月から1年程で回復するのです。

うつ病のサイン-自分が気づく変化

1
以前と比べて表情が暗く元気がない
疲れやすく、元気がない (身体がだるい)
気力、意欲、集中力の低下を自覚する(おっくうになる)
食欲や異性への関心がなくなる
人に会いたくなくなる
夕方より朝方の方が 気分、体調が悪い
心配事が頭から離れず考えが堂々めぐりする
楽しくなく、生きる自信がない
失敗や悲しみ、失望から立ち直れない
10
自分を責め、自分は価値がないと感じる

うつ病のサイン-周囲が気づく変化

以前と比べて表情が暗く元気がない
うつ症状、体調不良の訴えが多くなる
仕事や家事の効率が低下、ミスが増える
周囲との交流を避けるようになる
欠勤、遅刻、早退が増える
趣味やスポーツ外出をしなくなる
飲酒に伴うトラブルが増える