斎藤病院は、入院治療が必要な患者さんのために、186床の病室や作業療法スペースなどの入院治療施設を備えています。
入院について
精神科への入院は精神保健福祉法で規定されており、主なものは以下の2通りになります。
任意入院 | 患者さんご自身が自分の入院に納得し、同意できる場合の入院 |
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医療保護入院 | 入院の必要があるにも関わらず患者さんご自身の同意を得るのが 困難な場合に家族の同意に基づいて入院いただきます。 |
どのように入院なさるかは、患者さんの病状や状況に応じて、担当医が判断いたします。
入院手続き
手続き内容については、精神保健福祉士にご相談ください。
必要なもの | ① 健康保険証(各種公費負担制度をご利用の場合はその証書) ② 家族の身分証(医療保護入院の場合) ③ ご印鑑 ④ お小遣い (3万円程度) |
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書類 | 任意入院の場合は患者さんご本人に、医療保護入院の場合は家族の方に、入院同意書に署名、捺印していただき ます。 またそのほかに、小遣い管理承諾書、入院保証書等に署名、捺印いただきます。 |
家族 | 医療保護入院の場合は入院の際、家族の同意をいただきます。家族とは配偶者、親、子、兄弟など民法で規定された扶養義務者です。詳しくはご相談ください。 |
入院費用
入院費は各種健康保険、および生活保護が適用されます。
健保、退職医療、国保の方は3割負担、各種保険と老人保健法併用の方は1割または2割負担です。
月々の入院費は検査や使用薬剤により異なります。
差額ベッド(特別療養環境室)のご提供
患者さんのご希望により差額ベッドの病室を用意しておりますので、ご希望の方は窓口にご相談ください。尚、ご利用の際は、それぞれの病室につき、治療費以外の費用をご負担いただきますので、ご承知おきください。
入院時食事療養費について
平成30年4月から入院時食事療養費の一部自己負担額が変更されました。これにより住民税の非課税世帯には減額措置があります。
尚、食事療養費の自己負担金は、高額療養費の払い戻し対象にはなりません。
高額医療費の払い戻しについて
同一医療機関で1ヶ月の医療費(保険適用分)の自己負担金が一定額を越える場合、指定された手続きを行うことにより超過分の払い戻しを受けることができます。平成24年4月からは、外来受診についても限度額適用認定証をご利用いただくことができるようになり、窓口での支払いが一定額で済むようになりました。
詳しくはご相談ください。
設備
脳波計、心電計、ベッドサイドモニターを備えています。
退院について
病状が安定、改善されましたら、退院へ向けて、動いていただくことになります。その際には、病気の再発を予防し、より良い社会生活を維持するためのアフターケアについて、主治医、担当スタッフと十分な話し合いをされることをおすすめします。